風姿花伝を読む
世阿弥の世界
入会金必要
常時入会可

京都芸術大学大学院教授重田 みち

講座説明

★2024年4月は日程変更しています。

 

世阿弥(ぜあみ)の能楽論には、室町時代を必死に生きた能役者の、芸に対する思いや工夫が一杯に詰まっています。


『風姿花伝』(ふうしかでん)を読みながら、芸道の思想や美の世界に触れてみませんか。

 

能にとどまらず、私たち一人一人に訴えかけてくる珠玉のようなことばが、そこにあります。

 

『花伝』第六「花修篇」から読みます。初めての方にもわかるようにお話しいたします。


 

『風姿花伝』(ふうしかでん)は、室町時代の世阿弥が著した能の芸道書。世阿弥の残した約20種の伝書の代表作の一つ。成立は15世紀の前半。

「年来稽古」「物学」「問答」「神儀」「奥義」の5篇からなる『風姿花伝』のほかに、『花伝』と題する「花修」「別紙口伝」の2篇がある。

「花」「物まね」「幽玄」「初心を忘るべからず」という世阿弥のことばも、この伝書の中で説かれている。


 

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 2024年04月08日

  • コース
  • 原則第1月曜13:00~15:00

  • 受講料
  • 6カ月6回
    15,180円

  • 受講のしかた
  • 大阪

【講師詳細】

講師プロフィール:京都芸術大学大学院教授、早稲田大学演劇博物館招聘研究員。慶應義塾大学にて博士(文学)取得、論文名は「世阿弥の思想と能楽」。国文学・能楽を中心に、ことば、藝道、中国の学問思想・禅・文学、能楽以外の芸能、東アジアの基層文化、文学理論など幅広く取り組む。

電話でのお問い合わせは06-6346-8700