平家物語の人間像
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす 『平家物語』冒頭のあまりにも有名なくだりです。私たちの魂を揺さぶり、一度耳にしたら忘れられないようなインパクトがあります。平家一門の栄華と滅亡を、仏教の因果律・無常観に基づいて描いた『平家物語』のなかには、たくさんの登場人物が行き交います。本講座では、そうした人々の人間像に注目してテーマを設定します。 今期(2025年10月~2026年3月)は天皇家の人びとを取り上げます。 源平合戦の背後に、あるいは時にはその前面には、天皇家の人びとの意志や行動が描かれています。それらを通じて、王権の動向を注視する『平家物語』の一面に気付かされることでしょう。そうした様相について読み解いていきましょう。 10月28日 「保元・平治の物語における王権」 11月25日 「後白河院の謀(はかりごと)」 12月23日 「高倉宮以仁王の決起」 1月27日 「高倉院の苦悩」 2月24日 「安徳天皇の悲劇」 3月24日 「建礼門院の祈り」



















































