京都先端科学大学特任准教授中西 裕樹
講座説明
戦国時代は「土づくり」の中世城館が営まれ、地域ごとに個性を帯びる多彩な姿が出現しました。やがて中世城館の枠組みを脱し、織豊系城郭と呼ばれる高石垣や瓦葺建物、桝形虎口、天守を備えた画一的な城郭が成立します。豊臣政権下では、このタイプの城郭を大名たちが築き、近世城郭の素地となりました。しかし、これ以降の城郭にも各地の独自性が見て取れます。この講座では最新の研究成果に導かれながら、京都周辺の事例を「基準」に北と南の城郭と変化をとりあげ、豊臣政権と大名との関係も考えてみたいと思います。
① 4/6 豊臣政権と京都の城 御土居堀 京都新城
② 6/1 加藤氏と熊本城
③ 6/29(第5土曜) 島津氏と薩摩・大隅の城
④ 7/6 津軽の城館と弘前城
⑤ 8/24(第4土曜) 奥州と南部氏の居城
⑥ 9/7 堀尾氏と松江城
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2024年04月06日
- コース
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第1土曜15:30~17:00
- 受講料
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6カ月6回
15,180円
※5/4休館日 ⇒ 6/29代講
※8月は24日(第4土曜)に開催
- 受講のしかた
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大阪
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ