京都女子大学名誉教授瀧浪 貞子
講座説明
わが国では飛鳥時代以来、都を舞台にさまざまな歴史が展開されてきました。
政争に勝利して歴史に名を残した者がいれば、敗者となって消えていった者も少なくありません。その裏には、陰湿な策謀や人びとの思惑が重なり合っており、先入観にとらわれずに歴史を直視すると、思いもかけぬ真実が見えてくるはずです。
今期は、藤原一族の弱体化をテーマに、政治や社会・宗教・文化の深層に秘められた真の歴史を資料に即して究明します。
★2024年10月~2025年3月のカリキュラム★
① |
10/24 |
(第4木曜) |
応天門炎上~良房の野望~ |
② |
11/28 |
(第4木曜) |
幼帝の放棄~嫌われた陽成天皇~ |
③ |
12/26 |
(第4木曜) |
神泉苑御霊会~怨霊から御霊へ~ |
④ |
2/27 |
(第4木曜) |
基経と光孝天皇~摂政と関白~ |
⑤ |
3/27 |
(第4木曜) |
阿衡(あこう)事件~宇多天皇の混乱~ |
※2025年1月は休講して、3月に変更しています。
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2024年10月24日
- コース
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原則第4木曜13:30~15:00
- 受講料
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5カ月5回
14,850円
※2025年1月休講→3月へ振替
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
瀧浪 貞子(たきなみ さだこ)講師のプロフィール1947年大阪府生まれ。現在、京都女子大学名誉教授。
文学博士。専門は古代日本史。著書に『日本古代宮廷社会の研究』(思文閣
出版)、『平安建都』(集英社)『最後の女帝孝謙天皇』(吉川弘文館)『女性
天皇』(集英社新書)、『奈良朝の政変と道教』(吉川弘文館)、『藤原良房・
基経』(ミネルヴァ書房)、『光明皇后 平城京にかけた夢と祈り』(中公新書)『持統天皇』(中公新書)『聖武天皇「天平の皇帝」とその時代』(法蔵館文庫)『桓武天皇』(岩波新書)など。
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ