新古今和歌集の世界
入会金必要
常時入会可

京都産業大学教授小林 一彦 

講座説明

王朝文学の精髄がすべて流れ込んでいる『新古今和歌集』をひもときながら、日本人の自然観と平安の雅を読み味わいます。

柿本人麻呂、小野小町、紀貫之、和泉式部、桜と月を愛した西行法師。さらに『源氏物語』を称揚した藤原俊成とその子・定家、若き万能の天才・後鳥羽上皇、『愚管抄』を著した慈円、賀茂の斎院であった式子内親王、似せ絵の天才画家・藤原隆信、『方丈記』の鴨長明ら、綺羅星のごとき歌仙たちの歌を集めた、美しい歌集です。

今期は、恋の終わりのさまざまな情感を味読します。

10月 9日  よみ人しらずの悲恋(1)
11月13日  よみ人しらずの悲恋(2)
12月11日  夏の恋
 1月 8日  うたたねの夢―女たちの恋歌―
 2月12日  かきやりし黒髪
 3月12日  昔の恋人
 

 

 

 

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 開講中

  • コース
  • 第2木曜13:30~15:00

  • 受講料
  • 6カ月6回
    16,500円
    使用テキスト
    角川ソフィア文庫『新古今和歌集(下)』久保田淳訳注 を使います。お近くの書店でお求めください。

  • 受講のしかた
  • 大阪

常設講座の受講料は6カ月で前納していただきます。ご予約のお電話をいただきましたら、センターから専用の払込用紙を送付します。ご入金はゆうちょ銀行での払い込み、または当センター受付窓口で直接お支払いのいずれかでお願いしております。恐れ入りますが払い込み手数料はご負担ください。
※払込用紙の半券(払込票兼受領証)は受講票が届きますまで保存してください。
開講初日に当センター2階受付で受講票を提示ください。
※毎日文化センターは会員制です。常設講座を受講するには入会が必要です。
入会金は5,500円、65歳以上の方は3,300円です。
※開講当日、およびそれ以降のキャンセルのお申し出による受講料の返金はできかねますのでご了承ください。
 

【講師詳細】

講師プロフィール
慶應義塾大学大学院修了。専門は日本の古典文学、特に和歌文学・中世文学。主な著書に、100分de名著ブックス『鴨長明 方丈記』、日本歌人選『鴨長明と寂蓮』、『恋歌 王朝の貴族たち』など。研究活動のほか、テレビ・ラジオ出演多数、新聞や雑誌の連載、コラムなどでわかりやすく古典の魅力を説く活動にも力を入れています。

電話でのお問い合わせは06-6346-8700