近畿大学名誉教授濱本秀樹
講座説明
薔薇はその豪華さの故に多くの文学作品に登場します。この講座では、薔薇と西洋の文芸作品の関わりについて、薔薇の持つ象徴性や含意がどのような形で具体的な文芸作品の中に現れているのかということに焦点をあてて、考えてみたいと思います。薔薇を鑑賞する際、隠されたメッセージを感じとることができるようになるのでは!?
取り上げる文学作品(予定)
ギリシャ神話、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」、「ソネット」、フォークナー「エミリーに薔薇を」,ダン・ブラウン「ダ・ヴィンチ・コード」、ウンベルト・エーコ「薔薇の名前」、テネシー・ウイリアムズ「ガラスの動物園」、ダンテ「神曲」など
- 講座タイプ
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一日講座
- 初回講座日
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2024年03月27日
- コース
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2024年3月27日(水)10:30~12:00
- 受講料
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1回
2,530円
- 受講のしかた
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大阪
関連語句:バラ ばら Rose 英語 英会話 英米文学 イギリス
【講師詳細】
1952年生まれ。大阪大学文学研究科後期博士課程退学。博士(文学)。近畿大学名誉教授、大阪公立大学講師。英語、英米文学を研究。『多文化世界の意味論』(松柏社)、『国語から始まる外国語教育』(共著、慶応大学出版会)、『否定の博物誌』(共訳、ひつじ書房)、「薔薇の象徴空間」(近畿大学大学院紀要)、「ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』の謎」(近畿大学国際学部紀要)。その他論文多数。電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ