関西歴史地理紀行
―京阪沿線の探訪―
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関西大学名誉教授野間 晴雄

講座説明

2025年10月新テーマスタート!

新旧の地形図や古地図,画像•写真,文献や考古資料,現地での観察などから,関西の鉄道沿線の風景の成り立ちとその変容を読み解きます。

 明治43(1910)年に開通した京阪電気鉄道は,淀川左岸を京街道に沿って京阪間の主要な町場をつないだ電気軌道です。本線と宇治線の沿線には,宇治茶や伏見酒造業,淀川水運の盛衰と河港都市や宿場の変貌,松下(パナソニック)の家電工業など,古代から現代までの凝縮された関西の歴史文化遺産が数多くあります。

 第1回は京阪電鉄の概要と歴史地理の入門的な内容とスマホでの地図アプリの操作法を説明したあと,当初の起点であった天満橋・大阪城周辺の歴史地理を語ります。第2回目以降は,特色ある沿線の駅やまちに注目して,その歴史や産業を講義します。スマホの地図アプリを操作しながら立体的な講義をしますので,お持ちの方は毎回ご持参ください。

 ※地図アプリの画面はスクリーンにも投影しますので,お手元にスマホがなくても受講可能です

 

2025年10月~2026年3月

1)10月15日(水)歴史地理入門,地形図・地図アプリの操作法

            京阪電鉄概説,天満橋・大阪城界隈の歴史地理

2)11月19日(水)守口・門真・寝屋川一河内低地開発の遺構をたどる

3)12月17日(水)枚方一枚方宿・菊人形・団地とニュータウン

4)1月21日(水) 淀と伏見一淀川の流路付替と河港都市の変容

5)2月18日(水) 宇治―山城茶の核心地と800年の茶業史

6)3月18日(水) 京都と鴨川一平安京都市プランの変遷と郊外化

 

 

 

 

 

 

 

ご参照(2025年4-9月)


 明治38(1905)年に開通した阪神電気鉄道は大阪と神戸という大都市を結んだ日本初の高速都市間電気鉄道です。

しかも途中にある大阪湾の海岸沿いの古い集落を丁寧にたどりながら、地域住民のふだんづかいの足ともなりました。


第1回は歴史地理の入門的な内容を、第2回目以降は、特色ある沿線の駅やまちに注目して、その歴史や産業を講義します。

スマホの地図アプリを操作しながら立体的な講義をしますので、お持ちの方は毎回ご持参ください。
※地図アプリの画面はスクリーンに投影しますので、お手元にスマホがなくても受講可能です。

★現地講座ではありません。座学の講座です。


2025年4月~9月
1)4月16日(水)歴史地理の手法と地図の読み方,スマホの地図アプリ操作法,福島・野田界隈
2)5月21日(水)尼崎―城下町から臨海工業都市へ
3)6月18日(水)武庫川・鳴尾・甲子園―健康住宅地をめざして
4)7月16日(水)灘五郷と西宮えびす―日本一の清酒産地はなぜ生まれたか
5)8月20日(水)芦屋―阪神間モダニズムの形成
6)9月17日(水)神戸―兵庫津から国際貿易港神戸への風景

 

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 2025年10月15日

  • コース
  • 第3水曜10:00~11:30

  • 受講料
  • 6カ月6回
    16,500円

  • 受講のしかた
  • 大阪

電話でのお問い合わせは06-6346-8700