
京都先端科学大学特任准教授中西 裕樹
講座説明
大名や領主の勢力を問わず、中世の社会には数多くの城館が営まれました。しかし、城館の姿は、人々が暮らすエリア=地域によって全く異なります。これまでの城館研究、特に地表面に残る遺構を資料とする縄張り研究では、その理由や背景を合戦や領主のあり方、時には一揆などと様々に読み解き、歴史研究へと展開させてきました。
この講座では、史料と現地の遺構に基づいて地域の城館を見直し、当時の人々の城館認識ととともに、縄張り研究の流れも確認したいと思います。
① 10月 4日 近江国甲賀の小規模城館と一揆
② 11月 1日 大和国東山内の小規模城館と合戦
③ 12月13日 山城国乙訓の城館と領主のあり方
④ 1月31日 南山城の城館と山城の国一揆
⑤ 2月 7日 南河内の山城群と南北朝・室町の合戦
⑥ 3月 7日 戦国時代と各地の「破城」
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2025年10月04日
- コース
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第1土曜15:30~17:00
- 受講料
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6カ月6回
16,500円
※12/6 休講 ⇒ 12/13 (第2土曜)代講
- 受講のしかた
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大阪
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