
哲学者やすいゆたか
講座説明
❑国際分業が展開するグローバル化の時代なのに、トランプ大統領のアナクロ保護関税の反グローバルが跋扈するのは何故か?
35年に及ぶ長期停滞を、積極財政で脱却したいが、累積債務で金縛りだ。日本経済に打開策はあるのか?
AI時代、夢のようなウェブの世界は拓けたが、所得は伸びず、雇用不安や停滞の21世紀が続くという。資本主義の漂流は既成の経済学ではもはや止められないのか。
今こそガラガラポンして一から考え直す哲学の出番ではないのか。哲学することなしに、資本主義の発展段階に相応しい貿易政策、財源論、環境や自動機械を包括した人間観は生み出せない。このままでは科学技術の発展故に、人類の大部分が困窮し、世界経済は破綻に向かうことになる。21世紀を哲学で読み解く。
【講座内容】1、トランプ関税を哲学する――グローバルと反グローバル
2、財源問題を哲学する――近代勤労社会の幻想
3、AI時代を哲学する――機械も包括した人間観の必要性
<講師プロフィール>
1945年生まれ 元大学教員(哲学者 著述業)。著書『人間観の転換―マルクス物神性論批判』『歴史の危機―歴史終焉論の超克』『 脱労働社会化と分配革命』『ビジネスマンのための西田哲学入門』他著書多数。
- 講座タイプ
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公開講座
- 初回講座日
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2025年07月25日
- コース
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2025月7月25日、8月22日、9月26日の第4金曜15時半~17時
- 受講料
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3カ月3回
8,250円
- 受講のしかた
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大阪
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ