
京都女子大学名誉教授瀧浪 貞子
講座説明
2025年10月開講!
飛鳥から奈良・平安時代にかけて、わが国ではさまざまな歴史が展開されてきました。
勝者となって後世に名を残した者がいる反面で、敗者となり、名前すら忘れられていった人びとも少なくありません。しかし、日本の歴史を辿る時、勝者よりも社会から疎外され脱落せざるを得なかった者、いわば敗れ滅びた者に対する共感・愛着が強いことは確かです。講座ではそうした敗者に焦点をあてて、古代史を考えてみます。
負の存在だからこそ見えてくる歴史が、きっと見えてくるはずです。
★2025年10月~2026年3月のカリキュラム★
10/23 |
(第4木曜) |
聖徳太子と山背大兄皇子 |
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② |
11/20※ |
(第3木曜) |
孝徳天皇と有間皇子 |
③ |
12/25 |
(第4木曜) |
皇極女帝と間人(はしひと)皇女 |
④ |
2/26 |
(第4木曜) |
大津皇子と大来皇女 |
⑤ |
3/26 |
(第4木曜) |
聖武天皇と娘たち |
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2025年10月23日
- コース
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原則第4木曜13:30~15:00
- 受講料
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5カ月5回
15,400円
2026年1月休講 ※11月は第3週に変更しています
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
瀧浪 貞子(たきなみ さだこ)講師のプロフィール1947年大阪府生まれ。現在、京都女子大学名誉教授。
文学博士。専門は古代日本史。著書に『日本古代宮廷社会の研究』(思文閣
出版)、『平安建都』(集英社)『最後の女帝孝謙天皇』(吉川弘文館)『女性
天皇』(集英社新書)、『奈良朝の政変と道教』(吉川弘文館)、『藤原良房・
基経』(ミネルヴァ書房)、『光明皇后 平城京にかけた夢と祈り』(中公新書)『持統天皇』(中公新書)『聖武天皇「天平の皇帝」とその時代』(法蔵館文庫)『桓武天皇』(岩波新書)など。
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ