京都大学名誉教授 上原眞人
講座説明
恭仁京(くにきょう)、恭仁宮跡は、京都府木津川市に所在する聖武天皇が造営した都の一つです。
工事が進んだのは天平12(740)年~天平15年のわずか3年間で、天平18年に山背(山城)国分寺に施入(せにゅう)され廃都となりました。しかし、半世紀におよぶ京都府教育委員会の発掘調査の成果を踏まえ、昨年、特別史跡への昇格が答申されました。国分寺造営や墾田永年私財法など日本古代史の重要契機を生んだ都であるばかりでなく、良好に残る遺構が、世界遺産・平城宮大極殿復原の根拠となったことも大きいのでしょう。
本講座では史料や考古学的調査成果をもとに、恭仁宮の実態と歴史的意義を明らかにします。
★2026年4月~9月カリキュラム予定★
- 4月28日「恭仁宮の歴史的背景-パンデミックと内乱-」
- 5月26日「恭仁宮の造営工事-発掘成果を読む-」
- 6月23日「恭仁宮で何をしたか-政治と饗宴の世界-」
- 7月28日「恭仁宮と天平文化-Coordinator橘諸兄-」
- 8月25日「恭仁宮と南山城の寺々-京はどこまで出来たか-」
- 9月22日「恭仁宮の終焉-奈良大仏と国分寺造営-」
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2026年04月28日
- コース
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第4火曜13:00~14:30
- 受講料
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6カ月6回
16,500円
- 受講のしかた
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大阪
【講師詳細】
講師プロフィール
奈良国立文化財研究所 研究員、同 主任研究官、京都大学大学院文学研究科歴史文化学系(考古学)教授を経て同大学名誉教授。現在、(公財)辰馬考古資料館館長。おもな著書に『蓮華紋』(日本の美術359号)至文堂1996年、『瓦を読む』(歴史発掘11)講談社1997年、『古代寺院の資産と経営-寺院資財帳の考古学-』すいれん舎2014年、『瓦・木器・寺院-ここまでの研究 これからの考古学-』すいれん舎2015年、『古代寺院の生き残り戦略-資財帳が語る平安時代の広隆寺-』柳原出版2020年、『奈良時代の大安寺-資財帳の考古学的研究-』東方出版2021年がある。
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ








