
京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員二村 盛寧
講座説明
京都府をはじめ奈良県、滋賀県など関西の文化遺産を訪問する現地講座です。一般的に知られる国宝や世界遺産から、知名度は低いながらも珠玉と評価される文化遺産まで幅広く参拝、見学をいたします。
大徳寺の塔頭、黄梅院と興臨院や、門跡寺院の光照院と大徳寺、国の重要文化財指定の對龍山荘を巡る盛りだくさんの行程です。
■日程・内容
第1回 10月14日(火) 大徳寺 黄梅院 興臨院
大徳寺の塔頭、黄梅院と興臨院を訪ねます。黄梅院の現存する建物では最古の部類に入る庫裏建築を見学します。そして興臨院でも現存する最古の「床の間」を見学します。
大徳寺総門(大徳寺駐車場前 市バス大徳寺前バス停から徒歩4分・添付地図参照)13:00集合
13:00-15:30 大徳寺山内各塔頭寺院を参拝
15:30ごろ大徳寺山内で解散
ご希望される方は、今宮神社参拝と門前であぶり餅をいただきます。
終了後、もよりバス停へ誘導します。
黄梅院 1,000円 興臨院 800円
第2回 11月4日(火)(第一火曜日) 光照院門跡と大聖寺門跡の参拝
門跡寺院の光照院と大聖寺を訪ねます。光照院の常盤御殿は昭和大礼の際に京都御苑に設けられた大嘗宮の南側に朝集所として建てられた建物です。大聖寺の建物は江戸時代から大正期までに建てられた文化財建築が豊富で各時代の特徴を比較できます。
地下鉄烏丸線「今出川」北改札口前 13:00集合
13:00-15:30 大聖寺、光照院の順で参拝
15:30ごろ地下鉄今出川駅付近で解散
拝観料:大聖院1,000円 大聖寺 1,000円
第3回 12月9日(火) 對龍山荘の見学
對龍山荘は明治29年に薩摩出身の実業家・伊集院兼常によって造営された別荘庭園建築です。その後改修が行われ庭園は七代目小川治兵衛により整備されました。約1800坪からなる広大な敷地内に展開する庭園は昭和63年に国の名勝に指定され建築は、2024年に国の重要文化財に指定されています。
地下鉄東西線「蹴上」駅改札前集合13:00集合
13:00-13:30 徒歩で對龍山荘へ移動(待ち時間含む)
13:30-15:00 對龍山荘見学
15:00ごろ對龍山荘前で解散
對龍山荘:3,000円
※待ち時間によっては終了が遅くなる場合があります。早めに終了した場合は周辺史跡、展示施設等をご案内いたします。
1月以降は日にちを含め未定です。12月中に決定します。見学先は、相手様のご都合により、可能な日時が限られる場合がございますので、訪問先のご都合による日程の変更や、入れ替えなどが生じることがございますことご了承ください。
※各拝観料は変更される場合があります
※通常は非公開の見学もあるため、事前に人数の確定が必要な場合もありますので、ご欠席の場合は必ず文化センターまでご連絡ください。
- 講座タイプ
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常設講座
- 初回講座日
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2025年10月14日
- コース
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原則第2火曜 原則13:00集合~16:00頃解散
- 受講料
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6カ月 6回
19,860円
資料代込み。交通費・見学料は別途。
- 受講のしかた
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野外・提携・通信
電話でのお問い合わせは06-6346-8700へ