紫式部日記を読んでみよう
王朝文学の基礎とともに楽しむ
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入会金必要
常時入会可

京都女子大学非常勤講師・摂南大学非常勤講師細川 知佐子

講座説明

『紫式部日記』は、『源氏物語』作者として著名な紫式部の仮名日記です。紫式部は一条天皇中宮である、藤原道長の娘・彰子に仕えた女房でした。『紫式部日記』は、彰子の第一子となる敦成(あつひら)親王(後一条天皇)出産の記述から始まりますが、単なる記録に留まらない奥行きを持つ内容です。また、消息文と呼ばれる、同僚女房、そして一条天皇皇后の定子に仕えた清少納言についての批評などもあり、紫式部自身の心情や人間性も読み取れる興味深い作品です。

現代語訳のある初心者向けのテキストを用い、平安時代の華やかな宮廷生活や道長をめぐる政治状況にも触れながら、読んでいきます。
 


2024年4月~9月カリキュラム

4/19 導入 作品概要 

5/17 一「出産まで」
1 「その日」を待つ道長邸
2 健気な中宮
3 緊張の加持祈祷体制

6/21 一「出産まで」
4 朝霧の庭の道長
5 頼通 物語のような君

7/19 一「出産まで」
6 宰相の君―うたた寝姿は物語のヒロインにも似て
7 道長の妻・倫子

8/30(第5金曜) 二「敦成親王誕生」
1 いよいよ出産
2 若宮誕生

9/20 二「敦成親王誕生」
3 心模様それぞれ

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 2024年04月19日

  • コース
  • 第3金曜13:00~14:30

  • 受講料
  • 6カ月6回
    15,180円
    テキスト:『紫式部日記』山本淳子編
    ビギナーズ・クラシックス日本の古典 角川ソフィア文庫

    8/16休館日⇒8/30(第5金曜)代講

  • 受講のしかた
  • 大阪

電話でのお問い合わせは06-6346-8700