紫式部日記を読んでみよう
王朝文学の基礎とともに楽しむ
入会金必要
常時入会可

京都女子大学非常勤講師・摂南大学非常勤講師細川 知佐子

講座説明

『紫式部日記』は、『源氏物語』作者として著名な紫式部の仮名日記です。紫式部は一条天皇中宮である、藤原道長の娘・彰子に仕えた女房でした。『紫式部日記』は、彰子の第一子となる敦成(あつひら)親王(後一条天皇)出産の記述から始まりますが、単なる記録に留まらない奥行きを持つ内容です。また、消息文と呼ばれる、同僚女房、そして一条天皇皇后の定子に仕えた清少納言についての批評などもあり、紫式部自身の心情や人間性も読み取れる興味深い作品です。

現代語訳のある初心者向けのテキストを用い、平安時代の華やかな宮廷生活や道長をめぐる政治状況にも触れながら、読んでいきます。

 

2025年4月~9月 カリキュラム

4月18日 四「一条院内裏へ」
      1 紫式部の女房席次

5月16日 四「一条院内裏へ」
      2 五節の童女たち
      3 左京の君をからかう

6月20日 四「一条院内裏へ」
      4 暮れゆく年
      5 大晦日の事件

7月18日 五「消息体」
      1 彰子女房をご紹介

8月29日(第5金曜) 五「消息体」
      2 「彰子後宮女房がた、もっと風情を」!

9月19日 五「消息体」
      3 中宮のご気性
      4 引っ込み思案の弊害

  • 講座タイプ
  • 常設講座

  • 初回講座日
  • 開講中

  • コース
  • 第3金曜13:00~14:30

  • 受講料
  • 6カ月6回
    16,500円
    テキスト:『紫式部日記』山本淳子編
    ビギナーズ・クラシックス日本の古典 角川ソフィア文庫

    ※8/15休館日⇒8/29(第5金曜)代講

  • 受講のしかた
  • 大阪

電話でのお問い合わせは06-6346-8700