講座一覧

[ジャンル] 宗教・思想   

21件 講座中  11~20件目を表示

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    1月12日開講!キラリ光る「源氏物語」 紫式部の批評眼

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    ❑2024年NHK大河ドラマは『光る君へ』です。 『源氏物語』の作者、紫式部のお話です。 この機会に『源氏物語』について読んでみたいという人も多いのではないでしょうか。 『源氏物語』のテーマと言えば本居宣長以来「物のあはれ」が定番ですが、『源氏物語』にはそれ独自のテーマがあるはずです。  三谷邦明さんは好色によって成り立つ貴族制度では、天皇家や摂関家の血統は紛れてしまわざるを得ないこと暴露した作品だという見方を示されました。  紫式部は、中宮彰子の女房であり、摂関家の中枢にいて、藤原道長の寵愛を受けていたようですから、反体制的な意図で書いたのではありません。     そうではなく、天皇家や摂関家の血統の聖性は虚妄であることを仏教的無常観から捉えているのです。  紫式部は貴公子たちが、血筋が良い筈なのに、いかに身勝手で欲望に流されやすいかを描いています。それは光源氏とて例外ではありません。  その意味では『源氏物語』が姫君や女房たちが貴族社会で生きていくための教科書であったことがよく分かります。  貴公子たちを中心にする貴族文化への鋭い批評、機智に溢れたエスプリこそ、『源氏物語』の真骨頂なのです。古今東西の最高傑作とされる由縁です。  批評文学として『源氏物語』を読むことによって、私たちは自分自身の弱さや、身勝手さ、醜さ、欲望に流されやすい人生の哀れさ、滑稽さに気付かされます。  本講座では各帖について「物のあはれ」と共にその面白さをじっくり鑑賞していくことにします。  

    哲学者 やすいゆたか

    哲学者 やすいゆたか

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    ご詠歌のこころ ー心の拠りどころを求めてー

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    ご詠歌って何だろう。 皆が知っているようで知らない仏教音楽です。 「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう)。皆で声を出す癒しの音楽、その中で御仏の教えを学び、年1~2回の寺院巡りで実修します。 楽しみながら、心を軽くし、リフレッシュしましょう。

    高野山真言宗金剛流詠歌道詠監 塩谷 光隆

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    親鸞の教え 「和讃」のこころ

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    「和讃」とは、難解な経典のこころを和語(日本語)で讃嘆する詩という意味で、親鸞聖人が書かれた和讃は五百首を超えます。その中の『浄土和讃』・『高僧和讃』・『正像末和讃』を『三帖和讃』といいます。その言葉を通して親鸞聖人の世界観(いのちの深み)を味わいます。  

    浄土真宗本願寺派淨光寺住職 本願寺派布教使 行信教校講師 中西 昌弘

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    歎異抄を読む

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    永遠のベストセラーともいわれている『歎異抄』は、親鸞聖人の弟子唯円が、聖人の言葉と異なった教えが流布しているのを嘆き、人々の不審を除くために著した浄土真宗の核心にふれる書物です。皆さんとともに、本書を丁寧に読み親鸞聖人の思想に迫ります。 【開講日】基本、第一水曜日  

    浄土真宗本願寺派淨光寺住職 本願寺派布教使 行信教校講師 中西 昌弘

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    日本の神々 記紀神話から沖縄神話まで

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    日本の神々の伝承や祭祀儀礼、神社と聖地を理解することは、日本の本質に迫る道ではないでしょうか。 日本の生活文化として記紀神話から各地の伝承、沖縄神話まで幅広く取り上げ、古代から現代まで生きる宗教文化を知り、日本の心の鍵を解明します 内容例 テーマ「古事記神話」の背景を順番に紐解く ・天地開闢「淡路島から西宮神社まで」 ・国土造り神話「四国創生から難波創生」 ・日本の神々の誕生から琉球の神の誕生まで ・イザナミ神の黄泉の国訪問から脱出まで ・日本宗教の淵源―禊(みそぎ)と祓(はら)え― ・天照大御神の誕生とスサノヲの乱暴狼藉まで ・天照神話から倭姫伝説まで―伊勢神宮の成立― ・五穀の起源(記紀神話から沖縄神話まで) ・天照の岩屋隠れから環太平洋まで ・日本のヤマタノオロチからユーラシアの龍退治型神話まで ・三種の神器―草薙の剣から古代の重要氏族―大国主の受難から世界の英雄神話まで   ★1回で終わらない場合は、2回に渉ります

    花園大学名誉教授、文学博士 丸山 顯徳

    花園大学名誉教授、文学博士 丸山 顯徳

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    お寺の歴史と浄土仏教

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    日本には有名なお寺が多くありますが、その起源や歴史についてはあまり知られていません。本講座では有名寺院の歴史を、日本で独自の展開を遂げた「浄土仏教」との関連性において学んでいきます。 今回取り上げるのはほとんどが関西のお寺ですので、講座後にお参りしてみてはいかがでしょうか。また違った視点から楽しめるかもしれませんよ。   ① 4/22 日泰寺(釈尊の遺骨が安置されている寺院) ② 5/27 東大寺(奈良浄土仏教の中心寺院)      ③ 6/24 延暦寺(日本仏教の母山)     ④ 7/22 知恩院(浄土宗の総本山) ⑤ 8/26 本願寺(浄土真宗本願寺派の総本山) ⑥ 9/30(第5月曜) 東西本願寺に分かれた歴史について(織田信長と本願寺)  

    相愛大学非常勤講師 四夷 法顕

    相愛大学非常勤講師 四夷 法顕

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    明治天皇の伝記を読み解く ~少年時代と西郷、大久保・木戸  ―宮内省編纂資料から

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    4月14日開講!〈明治天皇の伝記を読み解く〉前期6回、後期6回 明治天皇没後から編纂が始まり、大正時代には編纂が終わっていたのに、長く非公開だった『明治天皇紀』。 明治百年の記念行事の一つとして公刊された(全12巻+索引1巻、吉川弘文館)。 さらに編纂過程で行われた関係者からの聞き取りも、宮内庁書陵部の堀口修氏監修により『臨時帝室編修局史料 「明治天皇紀」談話記録集成』(全9冊、ゆまに書房)として出版された。 これらの史料を中心に「明治時代」の国家と社会、権力者と民衆などを浮かび上がらせます。 ・講義予定 <前期> 第1回 『明治天皇紀』の編纂と公刊 第2回 誕生 第3回 少年時代と西郷 第4回 大久保・木戸と天皇 第5回 自由民権運動と対峙して 第6回 行幸啓というお披露目 ※10月からは後期(2023年10月~24年3月)が始まります。 <後期予定> 第7回 立憲政治と天皇▽第8回 初めての戦争と大本営▽第9回 日露戦争と天皇▽第10回 帝国と皇帝▽第11回 病気と天皇▽第12回 死没と国家・社会  

    佛教大学歴史学部名誉教授 原田 敬一

    佛教大学歴史学部名誉教授 原田 敬一

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    親鸞「西方指南抄」を読む  親鸞のこころに触れる

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    『西方指南抄』は親鸞最晩年の大著であり、内容は師の法然聖人の言行録とも言えるものです。現在の立場から見ると、親鸞と法然の間には、思想的に微妙な相違があるようですが、本書では親鸞は、法然のすべてを受け容れることによって師への最大の帰依と敬意を表しています。親鸞研究の中心的な文書である『教行証文類』などとはかなり異なった雰囲気と内容を持っており、この書を読むことによって、親鸞理解に幅が出ると思われます。  この講義では、主に現代語訳(新井訳)を用い、重要なところは原文にも当たります。  

    相愛大学名誉教授 新井 俊一

    相愛大学名誉教授 新井 俊一

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    親鸞聖人と浄土真宗 ~立教開宗800年を迎えて~

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    今年(2024年)は浄土真宗が立教開宗されたといわれる「元仁元年(1224年)」から、ちょうど800年を迎えます。 「浄土真宗」という宗名は、今は教団(宗派)の名称として認識されていますが、親鸞聖人は教団名ではなく、教えの名称として用いられていました。このような節目の年に、親鸞聖人が「浄土真宗」という宗名に込めた意味と、立教開宗の意義を学んでいきます。   ① 4/1 親鸞聖人に立教開宗の意図はなかった!? ② 5/13(第2月曜) 立教開宗の年「元仁元年」について ③ 6/3 『教行信証』執筆の背景と時代観 ④ 7/1 「浄土真宗」という教え(その1) ⑤ 8/5 「浄土真宗」という教え(その2) ⑥ 9/2 教団名としての「浄土真宗」

    相愛大学非常勤講師 四夷 法顕

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    インド神話と日本の神々

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    インド神話には、聞き覚えのある話が多くあります。 由来や日本との類似点などを詳しく語ります。 川の女神サラスヴァティーと弁財天 【開講日】2024年3月1日(金)10:30~12:00  日本各地で祀られている弁財天は、インド神話の川の女神サラスヴァティーが中国で弁財天(弁才天)と訳されて日本に伝わりました。ところが、ペルシャ神話の川の女神であるアナーヒターはハラフワティーという別名があるので、サラスヴァティーとハラフワティーは同じ語源であったと考えられます。そうすると、ペルシャで信仰されていた川の女神がはるばる日本まで伝わって七福神の一つになったと思われます。   『古事記』と『ラーマーヤナ』 【開講日】2024年3月15日(金)10:30~12:00  インドの大叙事詩ラーマーヤナにでてくる王女シーターは、古事記に出てくる木花之佐久夜毘売と多くの類似点があります。またシーターの夫であるラーマ王子は、昔話の桃太郎と多くの類似点があります。今回はラーマーヤナが日本の神話や説話に影響を与えた可能性について考えてみましょう。    

    パーリ学仏教文化学会理事、元近畿大学教授 西尾 秀生

    パーリ学仏教文化学会理事、元近畿大学教授 西尾 秀生

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