講座一覧

[ジャンル] 歴史   

33件 講座中  1~10件目を表示

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    江戸時代藩校の魅力 漢学  藩校における中国文化

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     藩校とは、江戸時代、各藩によって設立・経営された藩士の子弟育成のための学校です。  各藩が人材養成に力を入れ、全国で255校をも数え、「文武兼備」を目標としました。年少で入学し、まず「文」を学び15歳前後から「武」をも学ぶ例が多いです。学習の中枢は漢学で、すべての藩校で行われており、初学者にも四書五経などの儒学書の素読と習字を課しました。  藩校は藩士の忠誠心を養う人格陶冶から、藩の富国強兵のための知識技能を培う実学教育を目指す方向に進んでいき、結果として地方文化の振興にも貢献しました。1871(明治4)年、廃藩置県で廃止され、一部は公私立の専門学校、中学校、小学校に変わりました。藩校は、日本の教育の原点です。  第一期は2024年7月~12月。代表的な藩校は会津藩の「日新館」(福島県)、水戸藩の「弘道館」(茨城県)、米沢藩の「興譲館」(山形県)、岡山藩の「花畠教場」(岡山県)、長州藩の「明倫館=写真」(山口県)、薩摩藩の「造士館」(鹿児島県)などを取り上げます。  「中国世界遺産の魅力」講座が好評のうち終了した胡金定・甲南大学教授が、舞台を日本の江戸時代に移し、漢学など中国文化を通して、近世日本を支えた藩校を紹介していきます。  

    甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

    甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

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    英語で読む『春にして君を離れ』

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    ミステリーの女王、アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコットという名で書き上げた作品で、評価が高く近年注目を浴びてきた人気のAbsent in the Springを読んでいきます。 主人公はエルキュール・ポアロでもミス・マープルでもなく、ロンドン郊外に暮らす女性で夫を支え子供たちを立派に育て上げ理想の家庭を築いてきたと自負しています。娘の見舞いに訪れた異国の地の帰りに、偶然女学生時代の友人と出会い話をするうちに、ふと、自分の人生は自分が思っているような人生だったのかと疑問を持ち始めます。足止めされた砂漠で過去を振り返り、記憶をたどっていくうちに、理想と思っている人生は、ただ自分が見たいように見ていた人生ではなかったのか…真実から目をそらしていたのではないか…と思い始めていきます。 殺人も起こらず探偵も登場しませんが、さすがにクリスティーの作品だけあって、真実が徐々に浮かび上がっていく過程には、ミステリー感サスペンスにあふれています。クリスティーが本当に書きたかった一作ではないかと思います。 読みやすい小説です。原文を味わい、読み手それぞれの思いと照らし合わせながら楽しんで読みましょう。

    英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子

    英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子

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    西洋美術の巨匠たち

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    西洋美術史に燦然と輝く巨匠たちの波瀾万丈の人生と作品をじっくりと解説します。 画家の生い立ちやエピソード、出世作、代表作、晩年へといたる作品の変遷など、知ることで広がる美術鑑賞の楽しさをご体験ください。   4/22 フラ・アンジェリコ:天使のような修道士画家 ・「受胎告知」「聖母戴冠」 5/27 ボッティチェリ:フィレンツェ・ルネサンスの代表 ・「プリマヴェーラ(春)」「ヴィーナスの誕生」 6/24 ダ・ヴィンチ:万能の人 ・「モナ・リザ」「最後の晩餐」 7/22 ミケランジェロ:神のごとき芸術家 ・「アダムの創造」「最後の審判」 8/26 ラファエロ:夭逝の天才 ・「アテネの学堂」「システィーナの聖母」 9/30(第5月曜) ティツィアーノ:ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠 ・「聖母被昇天」「ウルビーノのヴィーナス」

    アートナビゲーター・美術検定1級 ・美術史講座講師 松本 佳子

    アートナビゲーター・美術検定1級 ・美術史講座講師 松本 佳子

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    豊臣政権と各地の城郭 中世城郭から近世城郭へ

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    戦国時代は「土づくり」の中世城館が営まれ、地域ごとに個性を帯びる多彩な姿が出現しました。やがて中世城館の枠組みを脱し、織豊系城郭と呼ばれる高石垣や瓦葺建物、桝形虎口、天守を備えた画一的な城郭が成立します。豊臣政権下では、このタイプの城郭を大名たちが築き、近世城郭の素地となりました。しかし、これ以降の城郭にも各地の独自性が見て取れます。この講座では最新の研究成果に導かれながら、京都周辺の事例を「基準」に北と南の城郭と変化をとりあげ、豊臣政権と大名との関係も考えてみたいと思います。   ① 4/6 豊臣政権と京都の城 御土居堀 京都新城 ② 6/1 加藤氏と熊本城 ③ 6/29(第5土曜) 島津氏と薩摩・大隅の城 ④ 7/6 津軽の城館と弘前城 ⑤ 8/24(第4土曜) 奥州と南部氏の居城 ⑥ 9/7 堀尾氏と松江城

    京都先端科学大学特任准教授 中西 裕樹

    京都先端科学大学特任准教授 中西 裕樹

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    シン探訪・大和名所図会(前期)  4月14日スタート!

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    「大和名所図会」は江戸時代、寛政3年(1791)に書かれた奈良の旅行案内です。これを手がかりに、奈良の名所を訪ねます。 「シン」と銘打った今シリーズでは、古代史の核心である飛鳥の遺跡・古墳や、桜の名所・吉野山にも足を延ばします。 大和の歴史を現地で体感して日本のルーツに触れてみませんか。歴史の波に消えたところ、今も残っているところなど、様々な発見ができます。 2024年4月~9月カリキュラム    ※4月14日(日)の第1回のガイダンスが毎日文化センターで終了しましたが、残席がわずかにあり、5月からのご受講もできます(ただし受講料は5~10月の6カ月単位でいただきます)。 5月12日(日) 高松塚+文武陵古墳+中尾山古墳+キトラ古墳 (近鉄飛鳥→徒歩→近鉄壷阪山) ※文武陵記述(高松山) 極彩色壁画で知られる高松塚の近くには、八角形墳で真の文武天皇陵とされる中尾山古墳、宮内庁が文武陵に比定する栗原塚穴古墳、高松塚と同類の壁画を持つキトラ古墳があります。それらをひとつずつ回り、歴史的価値を考えます。 6月9日(日) 飛鳥資料館→飛鳥坐神社→飛鳥寺 (近鉄橿原神宮前→橿原神宮前駅東口→明日香奥山・飛鳥資料館西→徒歩→飛鳥大仏→橿原神宮前駅東口→近鉄橿原神宮前) ※飛鳥社図 飛鳥資料館で古代史の重要遺跡を概観してから、この地に根づいた神祇と仏教の現場をめぐります。謎の多い酒船石遺跡へ足を延ばすかもしれません。 6月16日(日) 金峯山寺→櫻本坊 (近鉄吉野→千本口駅→吉野山上駅→千本口駅→近鉄吉野)  千本口・吉野山上駅間はロープウェイ ※金峯山寺図 大峯の山々を修行の場とする修験道とはなにか。中核である金峯山寺と、大峯山寺の護持院のひとつ櫻本坊で、桜の名所吉野山の知られざる姿を探ります。 7月14日(日) 安倍文殊院→上之宮遺跡 (JR近鉄桜井→桜井駅南口→安倍文殊院→桜井駅南口→JR近鉄桜井)※安倍文殊院図 安倍文殊院の、大きな獅子に乗る文殊菩薩像は快慶の手になる国宝です。境内には高松塚古墳やキトラ古墳と並ぶ精緻な横穴石室、文殊院西古墳もあります。聖徳太子が幼少期を過ごしたとされる上宮遺跡もすぐそこです。 9月8日(日) 多武峰(談山神社)→聖林寺 (JR近鉄桜井→桜井駅南口→談山神社→聖林寺→桜井駅南口→JR近鉄桜井) ※多武峰図 談山神社は藤原氏の祖、藤原鎌足をまつる寺でした。明治に神社となっても残る寺の跡を探り、帰路には聖林寺で国宝・十一面観音を360度全方向から拝観しましょう。 ※小雨決行(台風などが予想される場合は文化センターでの座学に変更) 便宜上、前期(4~9月)と後期(10~3月)に分けますが、随時参加を受け付けます(ただし受講料は6カ月単位)。なお8月は熱暑を避けるため、6月の第3日曜に振り替えます。   【後期予定】 10月「久米寺→橿原考古学研究所附属博物館」▽11月「長岳寺→黒塚古墳※地獄絵図開帳期間中」▽12月「大織冠鎌足神社→植槻八幡神社→郡山城」▽1月「大和神社+下池山古墳+西殿塚古墳」▽2月「宝山寺」▽3月「興福院→眉間寺跡」   ※早めにお申し込みください。定員になり次第、締め切ります。 ※写真は高松塚古墳壁画 

    全国紙元記者・編集委員、文化財ジャーナリスト 小滝 ちひろ

    全国紙元記者・編集委員、文化財ジャーナリスト 小滝 ちひろ

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    シルクロードの文化史

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    「シルクロード」という言葉に、私たち日本人は、憧憬を感じます。古来、大陸から文化を吸収してきたDNAがそう感じさせるのでしょう。 この講座では、かつてシルクロードに栄えたオアシスの多彩な文化を、考古学資料をひもときながら解説します。 それをふまえて日本文化の源流についても深堀りできればと考えています。   2024年4月~9月カリキュラム予定 4月5日    (金)     第1回    「シルクロード」の語源の新説 5月31日※ (金)    第2回      クロライナ王国の盛衰 6月7日    (金)     第3回    クチャ王国とキジル石窟 7月5日     (金)    第4回      中国とイランを結ぶオアシス トゥルファン 8月2日   (金)    第5回      シルクロードの商人 9月6日     (金)    第6回      シルクロードのタイムカプセル ※5月3日は休館日のため、5月31日に日程を変更しています ※カリキュラムは暫定的な予定でのため、変更の可能性もあります    写真は、スバシ故城

    龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員、龍谷大学非常勤講師 橘堂 晃一

    龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員、龍谷大学非常勤講師 橘堂 晃一

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    天皇と呼ばれることがなかった皇子たち

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    古代日本について学びませんか。考古学資料や文献資料をその都度、必要に応じて補足します。考古学・民俗学の視野も合わせ、時代時代の興味ある内容も抜粋して紹介しますので、古代史により深く親しめます。 「天皇と呼ばれることがなかった皇子たち」 国史に名前が現れる皇子たち。それなのに天皇にはなれなかった悲運、ならなかった幸運とその人生、そして彼等が後世に残したものについて語ります。 2024年1月~6月★カリキュラム予定★ 1月22日(月) 飯豊皇女 (いいどよのひめみこ) 次の天皇・顕宗天皇までの間、先進古代葛城を納めた皇女 2月26日(月) 山背大兄王 (やましろのおおえのおう) 偉大な聖徳太子を父に持つ皇子 3月25日(月)  志貴皇子 (施基皇子)(しきのみこ) 天智天皇の皇子。光仁天皇の父。万葉歌人 4月22日(月)  大友皇子 (おおとものみこ) 束の間の安泰と激動の中に散った理知の皇子 5月27日(月)  道祖王 (ふなどのおう) 聖武上皇の遺詔により皇太子に選ばれながら、翌年孝謙天皇により皇太子から外された皇子 6月24日(月)  高市皇子 (たけちのみこ) 壬申の乱の真の立役者。崇高な意識を貫ぬき人生を全うした皇子

    帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子

    帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子

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    伊勢神宮成立の古代史 ―天照大神のこと―

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    天皇家の祖先神、皇祖神である天照大神をまつる伊勢神宮(三重県伊勢市)の成立は、わが国の古代王権の形成・天皇家の発祥にも関連する、古代史上の最も大きな課題です。 これに関する戦後の研究は、その時期を7世紀後半から末、天武・持統天皇ないしは文武天皇の時代に求める考えが古代史や上代文学の研究者らの支持を得て通説化しています。 ここでは壬申の乱と天照大神・神社神殿の造立時期・『皇太神宮儀式帳』「神庤(かんだち)」所伝の分析などから、通説の妥当性について検討し、新たな伊勢神宮成立史を提示します。   2023年10月~2024年3月【カリキュラム予定】   4月6日(金) 壬申の乱と天照大神 5月31日(金)※ 壬申の乱と神武天皇陵 6月7日(金) 神社神殿の造立と伊勢神宮の神郡(神評)設定 7月5日(金) 『皇太神宮儀式帳』の「神庤(かんだち)」から神宮成立を考える① 8月2日(金) 『皇太神宮儀式帳』の「神庤」から神宮成立を考える② 9月6日(金) 伊勢神宮、文武天皇二年(698)成立説の検討 ※5月3日(金)休館日のため、5月31日(金)に変更しています

    元龍谷大学文学部教授、博士〈文学〉 平林 章仁

    元龍谷大学文学部教授、博士〈文学〉 平林 章仁

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    必見!関西の文化遺産巡り

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    京都府をはじめ奈良県、滋賀県など関西の文化遺産を訪問する現地講座です。一般的に知られる国宝や世界遺産から、知名度は低いながらも珠玉と評価される文化遺産まで、幅広く参拝、見学をいたします。通常は非公開の文化遺産も。琵琶湖疏水史跡、宇治平等院などを訪れる盛りだくさんの行程です。 ■日程・内容 第1回 4月12日(金) 琵琶湖疏水史跡と並河靖之七宝記念館 東山蹴上の琵琶湖疏水史跡を訪ねます。宮廷建築家が設計した九条山浄水場ポンプ室や南禅寺水路閣やインクラインなどを巡ります。そして明治時代に活躍した七宝焼工芸家、並河靖之の自邸を訪ねます。今回は通常非公開の二階座敷を見学します。 京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅改札口前9:30集合 第2回 5月13日(月) 聖母女学院本館と石峰寺 聖母女学院本館は、明治41年(1908)に旧帝国陸軍16師団本部として建てられた建造物です。外観は古典様式の意匠でまとめられており、室内の装飾は簡素ながらも、さまざまな趣向が凝らされています。京都でも数少ない大型煉瓦建築の内部を見学します。ご希望される方は、黄檗宗寺院で伊藤若冲コーディネートの石仏が展開する石峰寺をご案内いたします。 京阪本線「藤森」駅北改札前  9:40集合                   第3回 6月11日(火) 宇治平等院と宇治上神社 浄土信仰が極まる世界遺産平等院。近年誕生した展示施設、「鳳翔館」は、平等院の彫刻、絵画、工芸が一体化し、文化遺産の集積空間として完成しました。鳳凰堂内部拝観と合わせての参拝となります。併せて同じく世界遺産であり、現存する最古の神社建築「宇治上神社」に参拝します。 京阪宇治線宇治駅改札口前 13:00  ※7月以降は5月中に決定します。見学先は、相手様のご都合により、可能な日時が限られる場合がありますので、日程の変更や、入れ替えなどが生じることがあることをご了承ください。通常は非公開の見学もあるため、事前に人数の確定が必要な場合もありますので、ご欠席の場合は必ず文化センターまでご連絡ください。

    京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧

    京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧

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    日本の神々 記紀神話から沖縄神話まで

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    日本の神々の伝承や祭祀儀礼、神社と聖地を理解することは、日本の本質に迫る道ではないでしょうか。 日本の生活文化として記紀神話から各地の伝承、沖縄神話まで幅広く取り上げ、古代から現代まで生きる宗教文化を知り、日本の心の鍵を解明します 内容例 テーマ「古事記神話」の背景を順番に紐解く ・天地開闢「淡路島から西宮神社まで」 ・国土造り神話「四国創生から難波創生」 ・日本の神々の誕生から琉球の神の誕生まで ・イザナミ神の黄泉の国訪問から脱出まで ・日本宗教の淵源―禊(みそぎ)と祓(はら)え― ・天照大御神の誕生とスサノヲの乱暴狼藉まで ・天照神話から倭姫伝説まで―伊勢神宮の成立― ・五穀の起源(記紀神話から沖縄神話まで) ・天照の岩屋隠れから環太平洋まで ・日本のヤマタノオロチからユーラシアの龍退治型神話まで ・三種の神器―草薙の剣から古代の重要氏族―大国主の受難から世界の英雄神話まで   ★1回で終わらない場合は、2回に渉ります

    花園大学名誉教授、文学博士 丸山 顯徳

    花園大学名誉教授、文学博士 丸山 顯徳

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