[ジャンル] 歴史
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入会金必要常時入会可
近世の天皇と朝廷
入会金必要常時入会可信長・秀吉の時代から江戸時代を経て、明治維新に至る三百年近くの時期を対象として天皇と朝廷の役割を探ります。 江戸時代の天皇と朝廷といえば、「禁中幷公家諸法度」によって縛られ、京都御所の中に封じ込められていたイメージがありますが、実際はどうだったのでしょう。 権力も財力もない天皇と朝廷が、三百年近くにわたって存続しえた理由について考えます。 ★2024年4月~9月のスケジュール★ [近世の天皇と朝廷Ⅰ] 1.4月3日(水) 近世の天皇と皇族 2.5月1日(水) 近世の朝廷と公家 3.6月5日(水) 朝廷官位制度 4.7月3日(水) 朝廷運営制度 5.9月4日(水) 朝廷と織田信長 ※8月休みとなったため、日程がずれます。 6.10月2日(水) 朝廷と豊臣秀吉 ★2024年10月~2025年3月のスケジュール★ [近世の天皇と朝廷Ⅱ] 7.10月23日(水) 平安京内裏と近世の禁裏 8.11月6日(水) 朝廷と徳川家康 9.12月4日(水) 朝廷と徳川幕府―関ヶ原合戦から元禄期― 10.1月22日(水)※朝廷と徳川幕府―享保から寛政時代― ★第4週へ変更 11.2月5日(水) 朝廷と徳川幕府―化政期から幕末― 12.3月5日(水) 明治維新と近代天皇制 ※カリキュラムは1年分表記。お支払いは、6ケ月分ずつです。
国際日本文化研究センター名誉教授 笠谷 和比古
国際日本文化研究センター名誉教授 笠谷 和比古
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入会金必要常時入会可
英語で読む『春にして君を離れ』
入会金必要常時入会可ミステリーの女王、アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコットという名で書き上げた作品で、評価が高く近年注目を浴びてきた人気のAbsent in the Springを読んでいきます。 主人公はエルキュール・ポアロでもミス・マープルでもなく、ロンドン郊外に暮らす女性で夫を支え子供たちを立派に育て上げ理想の家庭を築いてきたと自負しています。娘の見舞いに訪れた異国の地の帰りに、偶然女学生時代の友人と出会い話をするうちに、ふと、自分の人生は自分が思っているような人生だったのかと疑問を持ち始めます。足止めされた砂漠で過去を振り返り、記憶をたどっていくうちに、理想と思っている人生は、ただ自分が見たいように見ていた人生ではなかったのか…真実から目をそらしていたのではないか…と思い始めていきます。 殺人も起こらず探偵も登場しませんが、さすがにクリスティーの作品だけあって、真実が徐々に浮かび上がっていく過程には、ミステリー感サスペンスにあふれています。クリスティーが本当に書きたかった一作ではないかと思います。 読みやすい小説です。原文を味わい、読み手それぞれの思いと照らし合わせながら楽しんで読みましょう。
英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子
英米文学博士 英語学校講師 橋本万里子
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New入会金必要常時入会可
今こそ知りたい女帝の歴史
New入会金必要常時入会可日本には古代に6人、江戸時代に2人の女性天皇が存在しました。なぜ女帝が即位することになったのか。女性天皇や女性宮家をめぐって注目されている今こそ、歴史の中の女帝について知っておくことが大切でしょう。歴史に詳しくない方も、「なるほど、そうか」と楽しめる講座です。ぜひご受講ください。 第一期 ① 4月1日 卑弥呼 ② 5月6日 推古女帝 ③ 6月3日 皇極女帝 ④ 7月1日 斉明女帝 ⑤ 8月5日 持統女帝1 ⑥ 9月2日 持統女帝2 第二期(予定) 2025年10月~2026年3月 ① 元明女帝 ② 元正女帝 ③ 孝謙女帝 ④ 称徳女帝 ⑤ 明正女帝 ⑥ 後桜町女帝
現代歌人協会会員・現代歌人集会理事長 林 和清
現代歌人協会会員・現代歌人集会理事長 林 和清
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Newおすすめ入会金必要
古代天皇と温泉
Newおすすめ入会金必要今回のシリーズで取り上げる温泉地は都の在った大和から決して近くはありません。 地図上で近くにありましても「道」もままならない時代。 命がけの巡幸だったと考えられます。なぜ行幸されたのか! 朝廷から見た数ある温泉地から6か所を選んでお話しします。 <2025年1月~6月カリキュラム詳細> ※初回は第4週ではなく、第3週の1月20日に日程を変更しています 1月20日(月) Ⅰ 有馬温泉 「馬」の字は異なりますが、有馬に深い関係をもち、現在も人気を有する 有間皇子の舎人(とねり)達もこの地から来て、皇子に仕えていたのであり ましょう。 2月24日(月) Ⅱ 白浜温泉(牟婁の湯) 斉明天皇、中大兄皇子政権の中で、ここ南紀で命を失った有間皇子の短い ご生涯は人々の心を掻き立てます。 3月24日(月) Ⅲ 養老の滝 奈良時代になりましても道はまだまだ整備されておりません。元明天皇の下、 最も難航とされた木曽路を通し、天皇に仕え、崩御後は出家した一人の役人。 皇女の元正天皇はこの温泉に行き、女性らしい言葉を『続日本紀』に残してい ます。 4月28日(月) Ⅳ 道後温泉 聖徳太子で知られる道後温泉。なぜ、道後なのか! 5月26日(月) Ⅴ 信濃 信濃は国の防御地としても重要な所です。多くの人気のある温泉地 でもありますが、なぜ信濃なのか。 6月23日(月) Ⅵ 周防大島(山口県) ここは少し異質な「温泉?」に関わる処です。 国内外の交流、聖徳太子、父君の用明天皇に関わる地でもあります。
帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子
帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子
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入会金必要常時入会可見学不可
必見!関西の文化遺産巡り
入会金必要常時入会可見学不可京都府をはじめ奈良県、滋賀県など関西の文化遺産を訪問する現地講座です。一般的に知られる国宝や世界遺産から、知名度は低いながらも珠玉と評価される文化遺産まで幅広く参拝、見学をいたします。 武徳殿、平安神宮、醍醐寺、ヴォーリズ建築の煉瓦建築大阪教会などの近代建築を訪れる盛りだくさんの行程です。 ■日程・内容 第1回 10月8日(火) 武徳殿 平安神宮 京都出身の最初の建築家松室重光が初めて京都の仕事をした重要文化財「武徳殿」を訪ねます。併せて復元建物として初めて重要文化財に指定された建物群のある平安神宮を参拝します。名勝に指定されている平安神宮神苑の散策も予定します。 京阪鴨東線「神宮丸太町」駅改札口前11:30 ※食事は済ませてお集まりください 11:30-11:50 武徳殿へ移動 11:50-12:20 武徳殿見学 12:20-12:40 平安神宮へ移動 12:40-14:00 平安神宮参拝 14:00ごろ平安神宮境内で解散 地下鉄東山駅へ誘導します。 武徳殿見学お礼金(お菓子等の差し入れを予定):300円/人 平安神宮神苑 600円 第2回 11月12日(火) 世界遺産醍醐寺の参拝 真言宗の本山寺院で世界遺産の醍醐寺に参拝します。今回は当別名勝の三宝院庭園の参拝と伽藍に点在する国宝建造物を巡ります。 12:40 地下鉄醍醐駅南改札口前集合 12:40-13:00 徒歩で醍醐寺へ移動 13:00-15:00 醍醐寺参拝 三宝院及び下醍醐伽藍 15:00ごろ醍醐寺バス停で解散 各方面行のバスに誘導します。 拝観料:醍醐寺 共通券1,500円(三宝院、下醍醐伽藍) 第3回 12月12日(木) 大阪教会と土佐堀周辺の近代建築 大正11年に建てられたヴォーリズ建築事務所設計の煉瓦建築大阪教会を訪ねます。当日はパイプオルガンによる礼拝に出席した後見学をします。土佐堀周辺の近代建築を散策しながら見学した後昭和10年に住宅として建てられたビル建築コダマビルの見学を予定します。 大阪市営地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅11:50 ※食事は済ませてお集まりください 11:50-12:05 徒歩で大阪教会へ移動 12:05-13:30 礼拝への出席と教会の見学 13:30-14:30 土佐堀の近代建築見学 14:30-15:10 コダマビル見学 15:10ごろ肥後橋駅で解散 大阪教会志納金 1000円程度 コダマビル見学料 500円 ※1月以降は日にちを含め未定です。12月中に決定します。見学先は、相手様のご都合により、可能な日時が限られる場合がございますので、ご了承ください。通常は非公開の見学もあるため、事前に人数の確定が必要な場合もありますので、ご欠席の場合は必ず文化センターまでご連絡ください。
京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧
京都産業大学・日本文化研究所・上席特別客員研究員 二村 盛寧
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New入会金必要
近世中国の興亡 ― 元朝史編 ー
New入会金必要唐の玄宗の時代以降も、中国はさまざまな勢力が覇を争う激動の時代が続きます。 小説の題材にも事欠かない長い興亡の歴史に思いをはせませんか。 今期は、6回で「元」について語ります。時には原文にあたりながら学びませんか。 2024年10月~2025年3月カリキュラム予定 10月14日※ 第一回 クビライの帝国 11月4日 第二回 モンゴルの経済システム 12月2日 第三回 カイシャンとアユルバルワダ 1月6日 第四回 天暦の内乱 2月3日 第五回 東西文明の融合 3月3日 第六回 帝国の解体 ※2024年10月7日は講師ご都合のため、10月14日(月)に変更します。
京都女子大学准教授 藤本 猛
京都女子大学准教授 藤本 猛
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New入会金必要
輔弼(ほひつ)の真髄 ― 中国古代の名君を支えた臣下たち ー
New入会金必要周王朝建国の基礎を築いた西伯と太公望を始めとして、斉の国の富国強兵を推し進めた管仲や「孫子の兵法」で有名な孫武や孫臏など、西周~春秋戦国時代に活躍した輔弼の臣たちにスポットを当ててお話します。 また彼らは一政治家としてだけでなく、諸子百家に数えられる思想家としての側面ももっていました。本講座では、人物にまつわる逸話と合わせてその思想的一面についても解説していきます。 ★2024年10月~2025年3月カリキュラム予定 10月2日 第一回 「王を支えた輔弼の臣」 - 西伯と太公望・武王と周公旦 - 11月6日 第二回 「対照的な名宰相」 - 管仲と晏嬰 - 12月4日 第三回 「流浪の名君」 - 晋の文公と介子推 - 1月29日※ 第四回 「兵は詭道なり。乱世の名軍師」 - 孫武と孫臏 - 2月5日 第五回 「呉越同舟・骨肉相食」 - 夫差と伍子胥・句践と范蠡 - 3月5日 第六回 「始皇帝の天下統一」 - 呂不韋・李斯 - ※1月1日は休館日ため、1月29日(水)に日程を変更しています
京都女子大学非常勤講師 馬場 理惠子
京都女子大学非常勤講師 馬場 理惠子
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入会金必要
おもしろ鉄道話
入会金必要【講 師】 大阪商業大学教授 谷内 正往(写真) 大阪商業大学経営学科准教授 松田 昌人 鉄道は高速化して特急、新幹線のようにスピードが重視されることもあれば、「地域の足」として重視される場合もあります。 一方で豪華な観光列車が運行されたり、(プロ野球など)「イベントの足」として運行されたりもします。こうした鉄道の多面性について2人の講師がスライドと映像をまじえてお話します。 2024年4月~9月カリキュラム予定 回 開催日 講師名 内容 1 4/24 谷内正往 「戦後大阪の路面電車とその地域性」 2 5/22 谷内正往 「特急、新幹線の変遷史」 3 6/26 谷内正往 「鉄道とプロ野球の関係史」 4 7/24 松田昌人 「道東赤字ローカル線の観光需要と課題」 5 8/28 谷内正往 「観光列車の時代史をさぐる」 6 9/25 松田昌人 「営業終了直前の道内の路線・駅を巡って」
大阪商業大学教授 谷内正往
大阪商業大学教授 谷内正往
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入会金必要常時入会可見学不可
古代中国の「知」と書物 ―文字の誕生から印刷の登場まで―
入会金必要常時入会可見学不可かつて書物は文化のバロメーターと呼ばれ、時代の「知」の結晶でした。 東アジアにおいて長らくそのような「知」を牽引してきた伝統中国の世界をのぞいて、どのような書物世界が形成されてきたのか、学んでみましょう。 2024年4月~9月カリキュラム予定 4月9日(火) 第一回 文字の誕生(夏・殷・周三代) 5月14日(火) 第二回 書物の誕生(春秋・戦国時代) 6月11日(火) 第三回 書物の復活(秦・漢時代) 7月9日(火) 第四回 紙の誕生(後漢・三国時代) 7月30日(火)※ 第五回 冊子の登場(南北朝時代) 9月10日(火)※ 第六回 印刷の登場(隋・唐時代) ※8月13日は休館日のため、7月30日(火)に変更します ※9月は日程変更の可能性があります。変更があればお知らせします
京都女子大学准教授 藤本 猛
京都女子大学准教授 藤本 猛
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入会金必要常時入会可
中国世界遺産の魅力 ~底知れぬパワーの源泉を探求!~
入会金必要常時入会可広大な国土を誇る中国は、世界遺産の宝庫です。その世界遺産には無限の文化力を秘めた歴史もスケールも景観も何もかも心が揺さぶられるような素敵なものばかりです。中国の世界遺産を美しい映像と写真で紹介します。中国の人々の考え方、価値観、生活様式などの理解にも役立ちます。悠久の歴史と文化に彩られた中国の世界遺産の魅力をご堪能ください。 今回は1~3回で中国の世界遺産を学び、4~6回は、日本の世界遺産における多彩な中国文化の影響を解説します。 ●スケジュールと講座内容 1.1月6日(第1土) 「宋・元時代の中国における世界のエンポリウム」文化遺産(2021年登録) 中国南東部・福建省の南部にある泉州。ここは宋と元の時代(10〜14世紀)には、中国の玄関口であり、国際都市でもありました。今でも街には中国のイスラム教施設を含め、さまざまな宗教施設が見られ、さらに巨大な灯台や橋など、海上貿易で繁栄した様子を現在に残しています。泉州 : 宋・元時代の中国における世界のエンポリウムがなぜ世界遺産なのか、分かりやすく解説します。 2.2月3日(第1土) 「高句麗前期の都城と古墳」文化遺産(2004年登録) 中国の遼寧省・吉林省にかつて栄えた高句麗時代の物と考えられている遺跡が残されています。高句麗は紀元前の末期に興った国で、現在の中国に属する範囲のみならず、朝鮮半島においても大きな影響力を持っていました。朝鮮半島および中国の歴史を考える上で、貴重な遺跡で、古墳内の壁画は、芸術・文化的側面からも貴重な資料となっています。 3.3月2日(第1土) 「良渚古城遺跡」 文化遺産(2019年登録) 「良渚古城遺跡」は紀元前3300〜2300年中国の新石器時代後期、長江下流域に優れた稲作を基盤とした都市国家の中心でした。長江文明を裏付け「中華文明五千年」を証明する遺跡として、世界遺産委員会に、「稲作農業が経済を支え、社会の分化と統一の信仰を持つ地域国家が存在を示し、長江流域が中国文明の起源であることを証明している。優れた普遍的な価値を持つと認められる」と高く評価されています。 4.4月6日(第1土) 「古都京都の文化財」龍安寺 文化遺産(1994年登録) 1450年に創建した禅寺龍安寺の石庭築造は、中国禅宗五山第一位の径山萬寿寺の影響を受けながら、日本独自のスタイルを持つとされてきた枯山水の中でも飛びぬけた傑作とされる石庭が創出され、世界的に知られています。龍安寺の寺号は北宋・龍安山兜率寺の従悦禅師が宰相になる張商英の参禅を指導したことに因んで名付けられ、「虎の子渡し」は中国宋の周密撰「癸辛雑識」続集・下による故事です。 5.6月1日(第1土) 「古都奈良の文化財」唐招提寺 文化遺産(1998年登録) 「唐律招提」は鑑真和上の私寺として始まりました。唐の僧・鑑真和上は天宝元年(742)、第9次遣唐使の留学僧・栄叡、普照から、朝廷の「伝戒の師」としての招請を受け、渡日を決意。5回の渡航を試みて失敗、視力を失うこととなりましたが、天平勝宝5年(753)、6回目にして遂に日本の地を踏まれました。以後、76歳までの10年間のうち5年を東大寺で、残りの5年を唐招提寺で過ごされ、天皇を始めとする多くの人々に授戒をされました。 6.6月29日(第5土) 「日光の社寺」日光東照宮 文化遺産(1999年登録) 江戸幕府の開祖である徳川家康を祀る日光東照宮には「中国の古典文化が詰まっている」と言われています。陽明門が特に有名です。陽明門の下に立って頭を上に向けると、人間の物語や獣、昆虫、花、鳥、植物など全部で508点もの彫刻があり、多くの彫刻が中国の古典文化から引用されたものです。この東照宮の建築により、日本の代表的な神社建築様式である「権現造」が完成したといってもいいでしょう。
甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定
甲南大学教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定