講座一覧

[ジャンル] 歴史   

52件 講座中  11~20件目を表示

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    『万葉集』に名を残した人物とその生涯

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     日本各地に『万葉集』の歌碑が立てられています。歌を残した人々は歌人としての生涯だけを過ごしたわけではありません。天皇であったり、政治家、役人であったり。一般人でありましても時の政策にかかわり、歩いた地やその時の想いを歌に残しています。  彼等の歌がうまれたその時代を共に見てみたいと思います。 ※2026年8月は第4週ではなく、第1週の8月3日(月)に開講します。   2026年7月~9月★カリキュラム予定★ 7月27日(月) 天智天皇  中臣鎌足と力を合わせ、目に余る無礼をただすために蘇我氏を討ち、海外での戦いに大敗を期した皇子。常に時代の通過点に立ち、この世を去られる時は子供を愛する一人の父でした。 8月3日(月)※ 藤原朝臣鎌足  中大兄皇子と力を合わせた蘇我氏を討った中臣鎌足。神祇の家に生まれ育  ち、中大兄皇子に仕えた波乱の人生でした。その子・不比等により「神祇」と「政治家」の両方で強大な力を持った「藤原」の名を一度も使うことのない人生でした。 9月28日(月) 朝廷と周防大島  瀬戸内海に浮かぶ小さな島。4世紀から朝廷に繋ぐ海上ルートとして、聖徳太子、藤原宮(持統天皇)、聖武天皇と延々とかかわりを持つ金魚島です。『万葉集』にも詠われた海の難所はこの周防大島でした。  

    帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子

    帝塚山大学考古学研究所特別研究員 甲斐 弓子

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    江戸時代藩校の魅力 漢学 藩校における中国文化

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     藩校とは江戸時代、各藩によって設立・経営され、藩士の子弟育成のための学校です。藩黌(はんこう)、藩学、藩学校とも言います。各藩が人材養成に力を入れ、ほとんどの有力大名が藩校を設け、発展期を迎え、全国255校をも数えました。初期の藩主の学問所や招へいされた碩儒の家塾的なものから、組織・校舎などが整備され、総合的教育のための藩の重要な施設となりました。学習内容は「文武兼備」を目標としましたが、実際には文の比重が大きいです。年少で入学し、まず文を学び、15歳前後から武をも学ぶ例が多いです。学習の中枢は漢学で、すべての藩学で行われており、初学者にも四書五経などの儒学書の素読と習字を課しました。  藩校は藩士の忠誠心を養う人格陶冶から、藩の富国強兵のための時務に通ずる吏僚の知識技能を培う実学教育を目ざす方向に進んでいきました。また、結果として地方文化の振興にも貢献しました。1871(明治4)年の廃藩置県で廃止され、一部は公私立の専門学校、中学校、小学校に変わりました。藩校は日本の教育の原点です。  第5期は、福島藩(福島県)「講学所」、秋田藩(久保田藩・秋田県)「明徳館」=写真は久保田城、弘前藩(青森県)「稽古館」、小田原藩(神奈川県)「集成館」、川越藩(埼玉県)「博喩堂」、高崎藩(群馬県)「遊芸館」を取り上げます。   【開講日】2026年7月4日(土)      原則第1土曜  13時半~15時         【講 師】胡 金定(甲南大学名誉教授、一般社団法人・日中文化振興事業団代表理事) 【受講料】6カ月6回  1万6500円      1回受講     3850円 *文化センターの常設講座が初めての方は別途、入会金が必要です。   第1回 7月4日 福島藩「講学所」=福島県  福島藩(板倉家)の藩校「講学所」は1818〜1830年、藩主・板倉勝俊によって設立されました。藩士の子弟に学問や武芸を教え、人材を育成するための教育機関でした。現在の福島市杉妻町周辺に置かれていました。1868年、板倉家が三河国重原へ転封(国替え)となった際、藩校も移転しました。福島藩の講学所のほか、近隣の藩でも教育施設が設けられていました。 第2回 8月1日 秋田藩(久保田藩)「明徳館」=秋田県  秋田藩の「明徳館」は1789年に9代藩主・佐竹義和が設立して、当初は「学館」と称し、1793年に「明道館」、1811年に「明徳館」へと改称されました。藩政改革の一環として人材育成と学問奨励を目的に朱子学を中心とした儒学を教えました。1795年には医学館も併設され漢方医学が教えられ、1825年以降「和学方」の設置、国学も正式に取り入れられました。跡地は、現代も秋田市の中心地として残る歴史的な教育拠点です。 第3回 9月12日(第2土曜日) 弘前藩「稽古館」=青森県  弘前藩の「稽古館」は8代藩主・津軽信明が藩校創設の計画を立てていたが急死し、その遺志を継いで1796年、9代寧親が設立しました。武士の子弟教育の中心で、和学・漢学・朱子学・蘭学、幕末には英学や砲術も教えました。稽古館が出版した「孝経」「尚書」などの典籍は「稽古館本」と呼ばれ、現在もその資料が東奥義塾高校に所蔵され、地域の歴史研究で注目されています。 第4回 10月10日(第2土曜日) 小田原藩「集成館」=神奈川県  小田原藩は、江戸時代に相模国(現・神奈川県)小田原城を拠点とした大久保氏が代々藩主を務めた(譜代大名)藩です。特に7代忠真が1822年に小田原城三の丸に開いた藩校「集成館」が有名です。人材育成を目的とし、「小学」や四書五経などの経書、歴史、文学を教えました。1871年に「文武館」へ改称後、1872年の学制施行に伴い閉校。後の県立小田原高校の前身となった名門校です。 第5回 11月7日 川越藩「博喩堂」=埼玉県  川越藩の「博喩堂(はくゆどう)」は江戸後期の1825年、4代藩主・松平斉典によって大手門北側(現・川越市役所付近)に設立されました。道徳を広く諭す(博く喩す)という意味が込められ、与力から下級武士まで約100人が朱子学を学び、版元として「校刻日本外史」を出版するなど藩の教育・文化向上に大きく寄与しました。「講学所」とも呼ばれ、後に設立された「長善館」と共に藩の教育を担いました。 第6回 12月5日 高崎藩「遊芸館」=群馬県  高崎藩の「遊芸館」は2代藩主・松平輝高が、江戸中期1760年に高崎城三の丸(現在の群馬県高崎市)に藩士の文武奨励と人材育成を目的として設けられました。学問(四書五経、皇朝史略、和書など)と武術(槍術、剣術、柔術、弓術、抜刀術など)の文武両道を重視した教育を行っていました。後に「文武館」(もんぶかん)へと改称・発展し、明治維新直前まで藩の教育の拠点となりました。    

    甲南大学名誉教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

    甲南大学名誉教授・一般社団法人日中文化振興事業団代表理事 胡 金定

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    宇宙全史 ~ビッグバンから始まる宇宙の歴史~

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      宇宙が誕生してから138億年。 ビッグバンから元素の誕生、銀河・恒星の形成を経て、太陽系と地球が生まれるまでの宇宙の歴史を、最新の成果を交えながらやさしく丁寧に解説します。 今期は前半部分を紹介していきます。   ※4/23の講義は講師都合により休講となります。  初回は5/28となります。  振替日は7/2です。また、5/28の講義の際にもご案内させていただきます。   5月28日   すべては爆発で始まった ー ビッグバン宇宙論 ー 6月25日   ビッグバンより前のお話 ー 宇宙のインフレーション ー 7月 2日   神の時代,1秒間の歴史 ー 宇宙の物質 ー 7月23日   フォースと共にあらんことを ー 宇宙の力 ー 8月27日   スタア誕生 ー 暗黒時代と初代星 ー 9月24日   大切なものは見えないんだよ ー 暗黒物質と構造形成 ー  

    大阪工業大学教授 鳥居 隆

    大阪工業大学教授 鳥居 隆

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    激動の古代朝鮮史

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    中国東北地方から朝鮮半島にかけては、紀元前1世紀から7世紀に至るまで高句麗・百済・新羅が勃興し、中国の諸王朝や倭と同盟・対立しながら、国家成長を遂げてきました。韓流ドラマで話題の『三国史記』や『三国遺事』などの史料より、古代朝鮮史の実像に迫っていきます。   2026年前期カリキュラム ※7月日程変更となりました。 ・4月25日:箕子—古朝鮮伝説と真実— ・5月23日:冬寿―安岳三号墳に葬られた男 ・6月27日:于勒—大加耶と新羅 ・※7月18日:黒歯常之—唐で活躍した亡命百済人 ・8月22日:景徳王—新羅全盛期の王 ・9月26日:敬順王—新羅最後の王

    京都府立大学文学部教授 井上 直樹

    京都府立大学文学部教授 井上 直樹

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    知っておきたい朝鮮王朝の歴史

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    韓流ドラマの流行をきっかけに、朝鮮王朝への関心が高まりました。我々が韓国の文化と認識していることの多くが、この時代に形成されています。歴史資料を通じて描かれる、500余年にわたる朝鮮王朝時代の人々の姿を紹介します。韓国のドラマや旅行がもっと楽しくなります。   【 春期:朝鮮王朝国家の安定と王室の動揺】 ※は日程変更、教室変更があります。(9月日程追加変更ございます) ・4月11日 仁粋大妃(インステビ)と『内訓』~朝鮮女性の理想像~   ・5月9日 第9代成宗(ソンジョン)~朝鮮王朝の基本法典、『経国大典』の完成~    ・※6月20日 (第3週・02L) 第10代燕山君(ヨンサングン)~稀代の暴君~   ・7月11日 内侍(ネシ)~もっとも王に近い男、 朝鮮の宦官(かんがん)~   ・※8月1日 (第1週・02L) 中宗反正~臣下に選ばれた王、第11代中宗(チュンジョン)~   ・※9月19日 文定王后(ムンジョンワンフ)~‘女主’とよばれた中宗継妃~

    天理大学国際学部教授 長森 美信

    天理大学国際学部教授 長森 美信

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    1回1駅めぐり旅 環状線を制覇する 外回り編

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      ※人気講座、若干名空きが出ました! JR大阪環状線は全19駅。 その発車メロディーが全て違うことは、とても有名です。 それ以外にも、各駅に潜む秘密や歴史がたくさんあります。   大阪らしいユーモアと謎があふれる環状線を、 1駅ごとに深掘りしてみませんか?   毎回、現地を歩きながらのフィールドワークです。 駅周辺のまち歩きも行います。   各駅に、オリジナルスタンプもあります。 スタンプ帳をぜひお持ちください。 コンプリートを目指しましょう!  

    大阪まち歩き大学学長 まち歩きプロデューサー 陸奥 賢

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    天皇陵の古墳学

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      天皇陵古墳とはなんなのか。京都府、大阪府、奈良県の各所を実際に歩きながらお話しします。大山古墳(仁徳天皇陵)を1周したり、真の天皇陵と見られる今城塚古墳や牽牛子塚古墳を訪ねたり、肌で感じてもらえる「天皇陵の古墳学」です。   古代から現代までの人々がどう接してきたか、総合的な解説を試みます。(前期=ガイダンス+現地①~⑥、後期=現地⑦~⑫) ※毎回2~2.5時間(徒歩約2~4キロ)バス移動あり ※何月からでも6カ月単位で受講できますが、定員になり次第、締め切ります。   4月12日 総論・ガイダンス(毎日文化センター)13:00~14:30 5月10日 今城塚古墳+新池ハニワ工場公園(高槻市 徒歩3km) 第26代継体天皇の真陵である可能性が高い古墳で、公園になっている新池埴輪製作遺跡では今城塚の埴輪も作られました。 6月14日 百舌鳥古墳群(堺市 徒歩4km) 全長480m余ある最大の大山古墳(5世紀前・中期)を一周します。大小さまざまな陪冢も抱える歴史の町のつくりを確かめます。 6月28日  古市古墳群(大阪府藤井寺市・羽曳野市 徒歩4km) 百舌鳥古墳群と並ぶ、5~6世紀の一大古墳群を北から南へ歩きながら概観します。なぜ巨大化、群集化したのかを現地で考えましょう。 ※猛暑の8月開催分を6月にして2回開催します。 7月12日  大和古墳群(奈良県天理市・桜井市 徒歩5km) 3世紀に巨大古墳が出現したエリアです。卑弥呼の墓ともいう箸墓、卑弥呼に次ぐ王の墓かといわれる西殿塚古墳、行燈山、渋谷向山へと歩き、古墳時代の始まりに触れます。 9月13日 馬見古墳群中央支群(奈良県広陵町 徒歩3km) 大和3大古墳群のひとつ、馬見の主は誰か。陵墓参考地の新木山古墳(三吉陵墓参考地)を起点に、喪船のものらしい木材が見つかった巣山古墳や葺石や埴輪列が復元されたナガレ山古墳などを訪ねます。   後期(10月~3月)は、佐紀盾列古墳群(奈良市)▽四条古墳群(奈良県橿原市)▽磯長(大阪府太子町)▽飛鳥1(奈良県明日香村・橿原市)▽飛鳥Ⅱ(奈良県明日香村・橿原市)▽山科(京都市)を歩きます。 ※小雨決行(荒天などが予想される場合は文化センターでの座学に変更) 随時参加を受け付けます。  

    全国紙元記者・編集委員、文化財ジャーナリスト 小滝 ちひろ

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    聖武天皇の「幻の都」恭仁宮

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    恭仁京(くにきょう)、恭仁宮跡は、京都府木津川市に所在する聖武天皇が造営した都の一つです。  工事が進んだのは天平12(740)年~天平15年のわずか3年間で、天平18年に山背(山城)国分寺に施入(せにゅう)され廃都となりました。しかし、半世紀におよぶ京都府教育委員会の発掘調査の成果を踏まえ、今年(2026年)、特別史跡に昇格しました。国分寺造営や墾田永年私財法など日本古代史の重要契機を生んだ都であるばかりでなく、良好に残る遺構が、世界遺産・平城宮大極殿復原の根拠となったことも大きいのでしょう。  本講座では史料や考古学的調査成果をもとに、恭仁宮の実態と歴史的意義を明らかにします。   ★2026年4月~9月カリキュラム予定★ 4月28日「恭仁宮の歴史的背景-パンデミックと内乱-」 5月26日「恭仁宮の造営工事-発掘成果を読む-」 6月23日「恭仁宮で何をしたか-政治と饗宴の世界-」 7月28日「恭仁宮と天平文化-Coordinator橘諸兄-」 8月25日「恭仁宮と南山城の寺々-京はどこまで出来たか-」 9月22日「恭仁宮の終焉-奈良大仏と国分寺造営-」

    京都大学名誉教授  上原眞人

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    仏典から読みとく 釈尊の足跡 ブッダの教えを読みとく新シリーズ

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     人気講座の新シリーズです!  「ブッダの教えを読みとく」、4月からの新シリーズのテーマは「仏典から読みとく釈尊の足跡」。 中国では、膨大な仏典を分類・体系立てる動き「教相判釈(きょうそうはんしゃく)」が5世紀頃より起こります。中でも、釈尊が説いた教えを「時期」によって5つに区分する「五時教判」が有名です。本講座では、この区分を基に各経典を紹介しながら、釈尊の教えを解説いたします。  2015年10月から開講している「ブッダの教えを読みとく」は、半年(全6回)ごとにテーマを変え、様々な角度からブッダの教えを解説し、仏教理解を深める講座です。今シリーズは21期目となります。 【カリキュラム】(予定) 1 教相判釈とは何か 多様で膨大な漢訳仏典をどのように理解し、学ぶべきか。その指針として南北朝時代に生まれたのが教相判釈です。釈尊が説いた時期による分類(五時や六時)、内容や説き方・導き方による分類(化法や化儀)について解説します。 2 さとりの境地 ー 華厳時 ー 釈尊が得たさとりの境地を、象徴的に記したと言われる『華厳経』を紹介します。善財(ぜんざい)童子の求道物語や菩薩(仏道修行者)の十段階の境地、この世のあらゆるものが相互に関連しながら、世界を構成している「法界縁起」などを紹介します。 3 常識をくつがえす ー 阿含時 ー 「阿含」とは「初期仏教経典」を指し、『ダンマパダ(法句経)』『スッタニパータ』『沙門果経』『ジャータカ』など、四諦・八正道・無常無我・因果応報をはじめとする仏教の根本教理が記されます。仏教の基礎となる教義がどのように説かれたのかを学びます。 4 様々な求道者 ー 方等時 ー 「方等(ほうどう)」は「大乗」と同義であり、大乗仏教の基礎が形成された時期とされます。在家者(菩薩)を主役にすえる『維摩(ゆいま)経』『勝鬘(しょうまん)経』、阿弥陀仏や阿閦(あしゅく)仏などの修行時代や成道後の姿を説いた『無量寿経』『阿閦仏国経』などを紹介し、多様な求道者像を通して、大乗の広がりを確認します。 5 智慧と慈悲を得る ー 般若時 ー 「般若」とは「般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)」の略語で、「完全な智慧」を意味し、言葉や対立感、執着を超えた「空」を感得することで得られると『般若経』群に記されます。常啼童子(じょうたいどうじ)の求道物語を通し、これらの内容を解説します。  6 全ての人が救われる道 ー 法華・涅槃時 ー 釈尊の教えの集大成の時期で、最後の8年間に説かれた『法華経』と入滅前夜の弟子との最後の問答を記した『大般涅槃経』について解説します。仏は常住であり、あらゆる生類が仏となることができ、涅槃とは常楽我浄であるという釈尊の教えの到達点を学びます。  

    博士(文学),宗教情報センター研究員、京都大学非常勤講師、大阪大学非常勤講師 佐藤 直実

    博士(文学),宗教情報センター研究員、京都大学非常勤講師、大阪大学非常勤講師 佐藤 直実

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    昭和天皇の実録を読み解くー戦後の前期6回  ―宮内庁編纂資料から

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    4月10日開講!〈昭和天皇の実録を読み解く〉前期6回、後期6回。後期は10月9日から。   昭和天皇は、摂政4年、天皇62年と66年間、日本を代表する地位にあった。憲法上の位置は1947年を境に大きく変わったが、66年間政治に関わり続けた稀有の人といえる。 生前は公式会見での発言の外は侍従らのエッセイしか史料と言えるものはなかったが、没後は侍従らの日記やメモ、書簡に加え、天皇自らが史料を残す意味の記録にも熱心だったことがわかってきた。 宮内庁は、スタッフを増員して『昭和天皇実録』編纂に努力し、24年5カ月の歳月をかけて全61冊、1万2千頁の実録を完成させる。それを全19巻にまとめた『昭和天皇実録』が東京書籍から2019年までに刊行された。この『実録』を中心に、側近等の史料を加え、考察していく。戦前(戦中含む)1年、戦中・戦後1年の2年間で完結予定。今シリーズは戦中の後期と戦後の前期。 『昭和天皇実録』は、宮内庁書陵部スタッフによる編纂物でありながら、歴史家でもある書陵部スタッフが必死に書き留めた史料ともなった。これまで隠されていたことが、初めて明らかになった貴重な史料なのである。 さらに、近年の側近記録の公開、公刊によって、記述以上に深めるところが多い。2025年は侍従武官百武三郎の日記も公刊された。 明治天皇や大正天皇と比較しなくても、記者会見での発言も史料的価値が高い。 2025年度は戦前期を解読してきましたが、1933(昭和8)年で終わりました。2026年度は、その続きで二・二六事件から政治の動揺、アジア太平洋戦争を抜けて、敗戦後の日本を読み解きます。これまで十分わかって来なかった昭和天皇の実像が解き明かされます。  【2026年4月~9月】 第1回 二・二六事件 第2回 戦時体制 第3回 日米交渉からアジア太平洋戦争へ 第4回 敗戦 第5回 退位問題 第6回 戦後巡幸    【2026年10月~2027年3月】予定 第7回 日本国憲法と象徴天皇制 第8回 講和問題と昭和天皇 第9回 戦後政治と昭和天皇 第10回 外遊と「皇室外交」 第11回 崩御と明仁天皇の践祚 第12回 三代の天皇と近代天皇制   <戦前(戦中含む)の後期(25年10月~26年3月)は、第1回 満州事変▽第2回 二・二六事件▽第3回 混迷の日本外交▽第4回 日中全面戦争▽第5回 太平洋戦争▽第6回 日中戦争――で実施しました。       <戦前(戦中含む)の後期(10~3月)は、第1回 満州事変▽第2回 二・二六事件▽第3回 混迷の日本外交▽第4回 日中全面戦争▽第5回 太平洋戦争▽第6回 日中戦争――で実施しました。    

    佛教大学歴史学部名誉教授 原田 敬一

    佛教大学歴史学部名誉教授 原田 敬一

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